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MyBatisでO/Rマッピング [プログラミング]

前置き

MyBatisは他のO/Rマッピングフレームワークとは違って、SQLとオブジェクトをマッピングする。
SQLをXMLファイルで別途定義できるので、実装が分担しやすく管理が容易になる。
以前のCRUD図作成アプリも、 この特性を利用して動作している。

今回は、手順が多い。が、ほとんどが事前準備で、実際はMapperインタフェースと、それに紐づけるXMLファイルがメイン。
本来であれば、Spring FrameworkなどのDIフレームワークと組み合わせて使用するのが一般的。
DIすると、SQLにMapperインタフェースを直接紐づけることができ、かなり便利になる。

今回実装するのは、以前のSQLを、 TableViewで表示するだけの簡単なプログラムで、SELECT文のみ使用する。
もう少し実務寄りな実装は、MyBatis公式で 確認すると良い。という元も子もない事を言っちゃう。

ポイント

  • MariaDBでCREATE TABLE時にCHARSETを指定する
  • @Mapperを付与したマッパーインタフェースを実装する
  • 取得ボタンはデータクラスのListで結果を取得する
  • 集計ボタンはMapのListで結果を取得する
  • 集計ボタンはSeq列を表示しない
  • NULLからデータのマッピングはできないので代替値を取得する
  • SqlSessionはCloseするまでトランザクションが終了しない

実装

pom.xmlにMyBatisと、JDBC(今回は、Maria DB)を追加する。

pom.xml


mybatis-config.xmlを作成し、接続情報とマッピング情報を定義する。

mybatis-config.xml


FXDemo.fxml


FXDemo.kt


mybatis-config.xml


データ準備


構成
MyBatis1.png

実行結果

取得ボタン押下
MyBatis2.png

集計ボタン押下
MyBatis3.png
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